日本人は無類のブランド好きといえるでしょう。日本人なら家庭に一つや二つ必ずと言っていいほどフランスの老舗メゾンのブランド品があるといわれるのです。とくに70年代から90年代にかけて青春を謳歌した人は、バブルを経験していることからたくさんのブランド品を持っており、使わずに眠らせてしまっていることも珍しくありません。デザインが古くて時代遅れであるから、経年劣化が目立つから、デザインが若すぎて使えないといった理由でタンスやクロゼットに眠らせていることも多いです。
しかしこれは非常にもったいない行為と言わざるを得ません。なぜならそのブランド品を必要としている人が非常に多いためなのです。そこで梅田などにも最近はブランド買取店がたくさん進出するようになっています。梅田はキタ新地といった高級歓楽街も近くにあるので、ホステスさんをターゲットにブランド買取店を立ち上げることも多いです。
梅田のブランド買取店ではこうした理由から非常に希少性の高いものであったり、価値のあるブランド品がたくさん集まってくるといわれます。とくにエルメスやシャネル、ヴィトンはレアもので生産数の少ない限定品などが集まりやすく、ニーズも高いといわれています。ここで買い取られたブランド品は一部、店頭で転売されたりネットオークションにかけられたり、海外に輸出されることも多くなっています。日本人は丁寧に扱うので中古であっても良品であり外国人から好評なのです。